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いしが城谷クリニック   スタッフ日記

日常茶飯事のなかに、 ココロとカラダがちょこっと幸せになるもの。 めっけるのだ。

02-12

2016

はんかちいちまい。

「私、ハンカチ買うわ。」
母が言った。
ハンカチを買う?
そしてやわらかい、優しい肌ざわりの刺繍の入った
いかにも母が選ぶならこれでしょうねという一枚を選んで言った。
「きっと使うたびにときめくわ。」
ときめく?ハンカチに?

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私が自分で買ったハンカチってあったっけ?と家に帰り、引き出しを開けてみる。
これは何かのお返しで頂いたもの、これは何か買った時におまけに付いてたもの、
あとほとんどが親戚のおばちゃんがタンスの肥やしにしていたものをもらって・・・。
純粋にこのハンカチが欲しいと買ったのは最後いつだろうか。

正直マメでない私は、ハンカチは常にカバンには入れているが、毎日代えたりしない。
まだ小学生の頃のほうが、大好きなキャラクターのハンカチを毎日取りかえ
大事にポケットにしのばせていた。

引き出しの中の私のハンカチたちは、いきなりじーっと見つめられるもんだから
(どうしたんだ!?)と思っているだろう。
どれもこれも5年以上は使っているかしら。
よく見たらタオル地のハンカチなどは、糸が飛び出しヨレヨレに。
(気づきもしなかった・・・。)
そんな何枚かを取り出し、雑巾代わりに使うことにした。

引き出しには少しばかり隙間ができ、ここに次に入るハンカチは
はたしてまたもや頂いたものか、何かのおまけに付いてきたものか。
いや、自分でお気に入りのときめく一枚のハンカチを買おう。
と思ったものの私は自分の性格を知っている。
きっとその日は今の母親と同じくらいの歳になった時にやってくる、いちまいのはんかち。