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いしが城谷クリニック   スタッフ日記

日常茶飯事のなかに、 ココロとカラダがちょこっと幸せになるもの。 めっけるのだ。

03-17

2012

譲れなイス

とある場所にて。

そこには机とイスがあり、誰でも自由に座ってもいい。
どう見ても、満席状態で空いているイスは無かった。

あ、見つけた。
あの人、自分の横のイスにカバンを置いてはる。
もしかしたら、席を立った人が置いているのかもしれないが、
一声かけてみよう。
今までもそうやって、「ごめんね、どうぞどうぞ。」と貸してもらえた
事のある私は、言うてみる価値があると思ったのだ。

「あの~。このイス、誰も座ってないなら貸してもらってもいいですか?」
30歳くらいの男の人に声をかけた。

「ボク、使ってるんですけど。」
知ってる。見てる。わかっている。
必然的にみなさんは、カバンを足元や机や、自分のひざの上に置いていた。
この中で一人で2つのイスを使っているのは、あなただけなのよ。
to2.jpg

そして、また私の顔を見た。(まだ、何か?)的な目で私を見上げている。
どうしてもこのイスは譲れないようだ。

ちょっと待って!イスやん。座るためのイスやん。
この状況は大人のあなたにはわかって当然やん。
みんな一個ずつやん。
おしりひとつにつき、イスひとつやん。
暗黙な感じでみんな譲り合っているやん。
(この私の考え方が自己チューなんだろうか。)

「じゃ、いいです。」と堂々と言い放って・・・
ではなく、悲しくなって消え入りそうな声で
「じゃ・・・いいです・・・。」

xiexie