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いしが城谷クリニック   スタッフ日記

日常茶飯事のなかに、 ココロとカラダがちょこっと幸せになるもの。 めっけるのだ。

01-27

2012

オオカミの名前

前回、幼稚園児だった頃を思い出していたら、
クラスいち、やんちゃなHクンを思い出した。

先生が「赤ずきんちゃん」の絵本を読んでくれた後に、
お話の中から好きな登場人物を選んで
絵を描きましょうと。

今の私ならレアキャラの、赤ずきんちゃんのお母さんを描くだろう。
でも当時の私は、普通の園児だったので無難にオオカミさんを描いた。
先生がみんなに言った。
「明日までに自分で好きなお名前をつけてあげてね」と。

次の日に、丸く円になって座り、自分の描いた絵をみんなに見せながら、
「この子はララちゃんです。」「この子はいちごちゃんです。」
「このオオカミはワオンくんです。」と、発表するのだ。

私のオオカミには「ガオガオ」と名付けた。

「ガオガオ」。なんとも幼稚園児的発想のネーミングだが、
私はむちゃくちゃ気に入っていた。

発表の時がきた。
私の順番が来る前に、Hクンが大きな声で言った。
「こいつはガオガオー!」
言われた・・・。私のガオガオなのに・・・。

どうしよう・・・と思っている間に私の順番が回ってきた。
第3候補まで考えてまさかの事態に備える・・・なんて
そんなおりこうさんな子供では私はなかった。

「この子は、この・・・
オオカミは・・・・
ポンタくんです!」
とっさに言った。それしか浮かばなかったのだ。

Hクンがまたもや大きな声で言った。
「ポンタはたぬきやーん!」
みんな笑った。私は恥ずかしくて恥ずかしくて、すぐ座った。

私もガオガオって言いたかったのに。
よりによって私からガオガオを奪い去った(わけではないが)Hクンに
ポンタまでも否定されたのだ。
Hくん、ダイキライ!!!!

園庭でお外遊びの時間に、納得のいかない私は
先生に言いに行った。
この頃は、みさかいなく行動力があった。
自分ではおとなしい子だったと思っていたが、
はるかに大人の今より思いのまま行動していたな。
「ほんとはガオガオって言いたかったんだけど、Hクンが言った・・・。」

先生は言った。
「ガオガオもかっこいいけど、ポンタくんもすごくいいお名前だよ。」

私はその一言で一転急浮上した。うれしかった!
それをHクンに言おう!
言ったからってどないやねん、みたいなその行動に意味を付けるような
大人的発想はここには無い。
ある意味うらやましい限りの行動力。

Hクンを見つけ走って近寄った。

「ポンタがきた~~。にげろ~~~。」
と走ってむこうへ行ってしまった。
・・・やっぱりHクン、ダイキライ!!!!!

xiexie

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