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いしが城谷クリニック   スタッフ日記

日常茶飯事のなかに、 ココロとカラダがちょこっと幸せになるもの。 めっけるのだ。

05-01

2012

チョウダノレツ・その1

人がたくさん集まる。そして並ぶ。
ということは待つ。
自分の順番がくるまで待つ。
これはとても合理的な行動なのだが、
時にここに様々な感情が入り混じる。

その日、私はレジのお会計待ちで並んでいた。
私の前には10人ほどの人が待っていた。
後ろには5人ほどの人。
真後ろのおじさんが、ブツブツ言っている。
「はよ、せんかい!」
「なにしとんねん!」
・・・私の後頭部に何言うてるんや。
やめてほしい。

イライラしようが、おとなしく待とうが、この時間は必要に
存在するのだ。
イライラして早く時間が過ぎるならいいが、
かえって長く感じてしまうものなのだと思う。

「みんな待ってんねんぞっ!」
真後ろのおじさんの怒りが頂点に達したようで大声で怒鳴った。
し~~~~~ん。

すると、私の前にいたおじさんがクルっと後ろを向き、言った。
「黙って待ってることできんのかっ!」
し~~~~~ん。

かっちょええ。私の頭上で繰り広げられたこの会話。
前のおじさんの背中が頼もしい。
もし、ケンカ的なことが勃発したら、
私が止めないと。
それがおじさんとおじさんにサンドイッチされた
私の運命なんだわ。
しかし、そんな事は起こらなかった。

それまで、みんな若干イライラして前をのぞき込むように
まだかまだかという空気の列が、そのおじさんの一言で変わった・・・
ように私は感じた。
みんなシャンと立って、お行儀よく待って並ぶ列に変わったように
私には見えた。
真後ろのおじさんもブツブツ言うのをやめた。

このおじさんと私は全くの無関係だが、
このおじさんの後ろに並べたことがなんだか嬉しく思えた。
次回は「ATMの列に並ぶ」の巻です。

xiexie



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